Re Yourself

あなたの価値を取り戻すブログです。

情報を分解する

ー見える情報を分解するー
◼️情報を可視化/不可視化に分ける

情報を巡る登場人物は発信者/受信者/閲覧者
情報のやりとりには必ず発信者と受信者がいます。
発信者が受信者に発している情報は、
直接的に見せている情報と
(見えている情報/バーバルメッセージ)

「(私から)見える情報」ということは、

「(相手が)こちらに見せている情報」ということ。

■視認できる情報を確認する
※知覚で明らかに捉えられること
聴こえる、視える、匂い、五感。

訓練方法:
大学受験に用いられる現代文を解く、
読解力は情報リテラシーの基礎、
意外と効く。

主な項目
☑発信元(作者)の思想
ex.立場、ポジション、主義、主張
☑️社会的背景
ex.所属組織、利害ある人間関係、
☑️利害関係
ex.スポンサー
☑コンテンツのパッケージを明らかにする
→それはエッセイ/広告(PR)/報道/オピニオン/日記/ノウハウ/ハウツー/小説か
☑文法に基づく解釈を明らかにする。

ー②見えない情報を分解するー

■視認できない情報に仮説を立てる。メタレベルで考える
「(私から)見えない情報」というのは、言い換えれば、「(発信者が)見せていない情報」ということ。
ここではとにかく目に見えない耳に聞こえない、五感で感じることができないようにされている情報に想像力と知識と知恵を働かせて仮説を立てる。
キーワードは”意図”

☑発信元の利害関係
☑発信内容と発信者はセットで考える。
分けて仮説を立てることはできない。
☑何を言うか(表現するか)よりも誰が言うか
→情報の発言内容なら真、言葉の意味合いは発言者によって異なる。
→情報の真偽なら「誰が」
※より一時情報に近い発信元なら事実である可能性が高い。
→影響力を波及させたいって話なら「誰が」
、「量」「質」「同質」から求められている情報を優先して信じる傾向がある。
→学術的な真偽なら「何を」
→発言の意図や真意なら「誰が」
☑事実
☑意図...目的と理由
SNSにおける一番最初の問い
「なぜ発信したのか」
「なぜ私に見せているのか」
「なぜ私が見えるところにこの情報があるのか」
「なぜここに情報があるのか」
「なぜパブリックなweb空間に発信しているのか」
「なぜスタンドアローンのメモ帳ではないのか」
「なぜ不特定多数に認知させようとしたのか」
「仮に発信者にとって利益があるとしたら何か」
「なぜ」「そもそも」「わざわざ」と問う
「なぜそのアカウントが作られたのか」
「アカウントそのものの意図」
「プロフィールの意図」
「ヘッダーの意図」
「固定ツイートの意図」
「リンクの意図」
プロフィール画像の意図」
「アカウント名の意図」
「アカウントidの意図」
「会話の意図」

ー③距離を取りメタ的に考えるー
☑セルフディベートをする
例えば
「ブログはオワコンだ!廃れて人が集まらないメディアになる!」という言説があるとする、それに対して
「ブログに今後人が集まらなくなる理由」と
「ブログに今後、人も集まる理由」を考える。

「組織人はオワコン、これからはフリーランスや」という言説があるとするそれに対して
「組織人がオワコンで経済的な充実はフリーランスのほうが合理的な理由」と
「組織人は今後も経済的に充実する理由」を考える。

「死刑賛成/反対」も
「賛成する理由」と「反対する理由」を考える。

ある命題に対して、相反する2つの回答が正しい理由を考える。可能な限り同様の説得力を持って立てる。

「何故そう言えるのか」という問いを相反する二つの応えに対して追及する。

「正社員として会社で働く」
この事実を
「経済的自由」
という価値基準に当てはめた時
肯定的に物語ることも
(ポジティブリフレーミング
否定的に物語ることもできる。
(ネガティブリフレーミング

そんな当たり前の事も忘れてしまう人が多い

相反する極論を知ると、自分の意見が持てる。

片方のクッソ偏った思想に引っ張られている時はその意図に考えが及ばない、
けど、右と左の両側から引っ張られると、自分で考えだす。

ー言葉の意味を再定義するー
Twitterでなぜ言葉の再定義が必要かというと、Twitterはいわば映画の予告編、電車の中吊り、15秒CM、集客手段のキャッチーで耳障りの良い言葉が並ぶからなんだよね。
言葉に振り回されて自分を見失ったり、誤解に基づいたやり取りにコストを払ったりしてしまう。
相互間の文化的背景を共有していない者同士の意思疎通は極めて困難だが、特に同じ言語を使っている同士だとより困難だ。

特に抽象的なビッグワードはその人にとってはこの言葉は具体的にどういう意味なのか、と考える。

ビッグワードの意味と解釈は人によって全く違う。

自分の思考を他人に委ねない。ビッグワードの意味を取られないことが大事。
というか、脳は自分の思考を他人に、アウトソーシングしてしまう外注してしまう。それはいい。けどくっそ重要な概念ほど、かなり意識的に、時に訓練のように自分の思考にあえてとどまらせるひつようがある。

情報を受け取る際の視点を箇条書き ・「真実確信的本質的な物言い」をしてる場合は自分の言葉を挟む。
気づき、答え、本質、わかるかな?みたいなのは注意、あくまでその人の個人的な感想に過ぎない

ー④ビジネス的手法を知るー
セールス、マーケティング、営業、広告広報の仕掛けや手法を知る。

一般的に、セールス、マーケティング、コピー、広告、広報、などと呼ばれている手法。

仕掛けられている自覚を持つ。
どのような過程で
どのような言葉を以ってして
どのような仕組みで仕掛けられているのか
を知る。

選択肢を自らの手に取り戻し、選択肢を選ぶ力と第三の選択肢を作る力を養えるようになる。何かを優先させ何かを蔑ろにする。

仕掛けを知るということは「他人を煽って、煽る側にとって都合のいい行動をとらせる方法」を知るということ。
色々な方法を知ると、次第に、この煽り方は好みじゃないな、のように煽り方や、煽られ方にも好みがでてくる。
煽りに乗るときは、好き嫌いもすら自覚する。
とにかく選択肢を取り戻し主体的に生きるためには自覚が最優先で大事。

 

ー④見える意図をそぎ落とすー
◼️印象修飾語を全て削る
情報の受け手の感情に影響を与える印象反映させている言葉を全て削ることで、何を言っているのかを剥き出しにする。何を言おうとしているのかではない。
ネガティヴイメージ、ポジティヴイメージ、印象操作、肯定的意味、否定的意味を付与する修飾語を可能な限り削る

ただの〜/〜なだけ/〜でしかない/~も/たったの〜/〜すら/〜でさえも/あの
/ーなんて/でしかない